日本財団 図書館


 

○トランクルームサービス(P42)
・個人、家庭、会社から家財、衣類、文書類、磁気テープ等の非商品といわれる特定物品を預かり、保管するサービスである。産業物資等の保管を主とする従来の倉庫とは異なるサービス。付帯設備(空調等)、管理に手間を要するが付加価値の高い収入をもたらす。平成2年にトランクルーム事務処理要領を定め、料金届出制度を新設した。倉庫スペースを細かく区切りして小口の貨物を預かっている。

 

○アウトソーシング(P61)
・荷主企業が、物流分野に余裕を持てなかったり、自社では非効率なので、物流部門を特化する専業者に任せ、物流の効率化、業務水準を向上させる外部委託である。

 

○ユニタイズ化(P62)
・単位(ユニット)化することであり、貨物を輸送、保管、荷役しやすい単位にまとめることで、パレット、コンテナが顕著な例。

 

○デュアル化(P75)
・本来、「二重」の意味であるが、物流においては、一面的なものだけでなく、二面性を持った経路、モード、施設の整備の意味に用いられる。

 

○CY(Container Yard)(P88)
・コンテナヤードのことで、コンテナを本船に積み込んだり、取り卸したりする場所で、港湾施設である。

 

○オムニトラックシステム(P101)
・トラックの車両管理を通信衛星を経由して行うシステム。

 

○着発線荷役方式(Pl02)
・本線上の貨物列車が、その編成のまま着発線を兼ねた荷役線に入線し、荷役が終われば即、発車する方式。貨車の入換えを要しないため荷役時間が短縮でき、人員、用地が少なくて済む。

 

○RORO船(Roll On Roll Off Ship)(P102)
・車が走行し、船に乗り降りする方式で、船首尾または船側に出入り口を設け、トラックが船内に乗り入れ、貨物を荷役する方式である。自動車専用線、カーフェリー等がある。

 

○ドッグレベラー(P103)
・トラックの高さに合わせプラットホーム上の高さを調節できる機器。

 

OEDlFACT(Electronic Data Interchange For Administration Commerce andTransPortation)(P106)
・電子データ交換の規格を統一するEDIのアプリケーションレベルでのルールで、行政、商業、運輸のための電子データ交換のこと。

 

○CIQ(Customs Immigration Ouarantine)(P106)
・税関(C)、出入国(I)、検疫(Q:動植物を含む)検査の総称であり、輸出入に

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION